Google Mapの航空写真を3D表示にして榛名山を見ると、下の画のように独立した山で、中央の榛名富士、榛名湖の周りにぽこぽこといくつもの峰が存在する特徴的な形をしているのが分かります。明かに、古い火山活動でできた山で、今より高かった山の上の方が吹っ飛んで、カルデラを形成しているのでしょう。
国土地理院地図を見てもそれが良くわかります。
榛名湖に着いた日は小雨模様で、視界がきかなかったので、湖周辺の観光は諦めて、榛名湖の南西にある榛名神社に行きました。
榛名神社は榛名山の神を祀る神社で1400年以上の歴史があると言います。緑深い長い参道は、歩いて行くと七福神が次々に現れてくるという趣向が凝らされています。
丁度今、百数十年ぶりという大修理が行われていて、本殿他は工事用シートの中。それでも最近は実物大の写真が印刷されたシートで覆われるという工夫がされているので雰囲気は分ります。
お参りした後、榛名湖の北東にあるその日の宿泊地、伊香保温泉に向かいました。
伊香保温泉は榛名山の中腹にあり、365段あるという石段街が有名です。その歴史は古く、戦国時代からのモノだということです。
一往復した後、宿泊先に入りました。
一夜明けると、昨日とは打って変わってきれいに晴れ上がりました。伊香保から榛名湖に戻る道の途中に高根展望台があり、そこから伊香保の街、遠く赤城山を見ることができます。気持ちのいい眺めでした。
榛名湖は昨日とは打って変わっていい天気で、小学生たちがカッターを漕いでいる風景は爽やかです。夏はもっと賑わうのでしょう。
そのすぐ横にある榛名富士にはロープウェイが作られているので、乗って山頂まで行ってみました。
上に登ると関東一円が見えます。空気が澄んでいれば東京のスカイツリーも見えるようですが、この日はそこまでは無理。反対側には妙義山が見えました。
この後、高崎に向いました。そこでのことは下の記事で。