リタイヤ以降、e-Taxで確定申告をして適切に処理してきたつもりだが、税制について完全に理解しているわけではないので、いつもなんとなくスッキリしないものがあった。
今回は妻が年金を受給するようになった(年がバレるか)のでそれをどう扱えばいいのか疑問に思った。
それについて調べると、以下のサイトがあり、明快に答えてくれている。国税庁のサイトもこのくらいわかりやすいものにして欲しいものである。
要は、確定申告は個人名で行うもので、申告者本人の所得についてのみ申告するものなのである。つまり私の名前でする確定申告に妻の所得を入れてはいけないのである。そうなると、医療費や社会保険料、その他の支出についても夫婦で分けて控除するのか?と考えたくなるが、それらはまとめてどちらかの所得から控除できるというのである。
つまり、
収入…まとめてはいけない
支払…まとめることができる(別々でも可)
ということである。このルールさえ押さえればもう悩むことはない。
住民税については自治体ごとにいろいろ説明されているのが参考になる。例えば、姫路市はこういっている。
これまで、住民税は世帯に対してかかるのかと勘違いしていたが、これも個人の所得に対してかかるもので、夫婦それぞれに所得がある場合は双方にかかる。しかし、所得が基準以下である場合にはかからない、というだけのことだ。
これでスッキリした。