ラジコンクラブのベテランの方から面白い器械を貸してもらいました。(写真左)
斜めに立てられた2本の棒の先端にボールジョイントが付いていて、その上に小さな台が乗せられています。(写真右上)
その台には定規が付いていて、ボールジョイントの位置から一定の距離にマーカーとなる棒を立てることができるようになっています。(写真右中)
商品名はC.G. MACHINE。(写真右下)
その名の通り、重心(Center of Gravity)を測定する器械です。
模型飛行機の重心の位置は一般に主翼の前縁から測った長さで指定されるので、重心がその位置になるように積み込む機器やバッテリーを置く場所を調整します。
簡易な方法としては、両手の人差し指を立ててそのうえでバランスをとらせながらその調整を行うのですが、この器械を使うとそれがより正確にできるわけです。
使うときは、主翼の前縁から重心までの長さにマーカーをセットし、下のビデオのように主翼の前縁がそのマーカーに接するようにして飛行機をボールジョイントで支えられた台の上に乗せます。
二点で支えているので、重心が前後にずれていると大きく傾いてしまいますが、重心がセットした位置にあると、ほぼ水平で釣り合います。上手くできています。
ピッタリ合うと気持ちがいいものです。