The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

長野旅行1日目 (10/9)

妻が善光寺に一度行きたいというので、車で行くことを考えたのですが、どうせ行くならもう一か所どこかに寄ろうということで、長野、野辺山をまわる2泊3日の小旅行を思い立ちました。
その記録を写真で残しておこうと思います。

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初日の行程は下のようで、道路が空いていれば長野まで車で3時間10分とされています。

1日目の行程

ところが圏央道入ると、落下物や事故車両による渋滞という表示が。1時間程度で抜ける予定のところを2時間半以上かかってしまいました。

圏央道走行中のカーナビ表示

関越道に入ると車は流れていて、藤岡JCTから上信越道に入り長野を目指しました。当初の計画では長野近くで昼食の予定だったのですが、横川SAに着いたのが昼過ぎだったので、そこで休憩して昼食にしました。横川と言えばやはりこれです。

横川の峠の釜めし

益子焼のこの容器はもちろん持って帰りました。私は、不要になったリチウム電池を入れる容器にしますが、荻野屋のサイトではこれを使った調理法が紹介されています。

www.oginoya.co.jp

長野ICから一般道に入るとガソリンスタンドが目に付きますが、レギュラーの価格がなんと184円と表示されているのに驚きました。長野は製油所から遠いので高いと聞いたことがあるのですが、確かにそうなのです。この旅行に出る前日に神奈川のディーラーで161円で満タンにしてきたのは正解でした。

ホテルに着いたのは3時過ぎだったので、車を停めてすぐに歩いて善光寺に向いました。

善光寺に通じる長い参道は統一的な景観を維持するように町全体で考えられているようです。さすが善光寺門前町として発展した長野市です。

山門に着きました。

善光寺山門

この山門の扁額には5羽の鳩が隠れていて、善の字が牛の顔のように見えると言われています。

山門の扁額

山門に登ると市内が一望できます。

山門から

 

大きな本堂。

善光寺本堂

本堂の中は撮影できませんが、下の善光寺のサイトから様子を見ることができます。

www.zenkoji.jp

上のサイトでも紹介されていますが、御本尊の真下に設けられた「お戒壇巡り」を体験してみました。それは真っ暗な闇の回廊を右側の壁をさわりながら回り、途中にある『極楽の鍵前』といわれる鍵に触れると極楽へ行けると伝えられているものです。
通常の生活では、どんなに暗くても目が慣れると何かぼんやり見えるものですが、完全に真っ暗で視覚が断たれた世界なのです。5分くらいで廻れるのですが、それはとても衝撃的で印象に残る体験でした。

善光寺と言えば、「牛に引かれて善光寺参り」という逸話です。
こんな牛の像が置いてありました。

今回の善光寺参詣は妻が言い出してそれに乗せられたものなので、私の場合「妻に引かれて善光寺」というところでしょうか。

定番のおみやげ八幡屋礒五郎の七味唐辛子

初日宿泊したのは長野ホテル犀北館です。

www.saihokukan.com

ここに宿泊することにしたのは、2023年の棋王戦の第一局がここで開催されたからです。
ホテルの廊下にはそのときの両対局者の色紙が飾られていました。

その棋王戦では、ここで先勝した藤井竜王3勝1敗で棋王のタイトルを奪取し、六冠を達成しました。藤井竜王ファンの私たち夫婦としてはその場所を訪ねる巡礼の旅でもあったというわけです。

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→ 長野旅行2日目 (10/10)