The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

Close To You

ショパンコンクールに刺激されて、久しぶりにピアノに触りたくなりました。

超一流のピアニストに刺激されて弾きたくなったとは厚かましいもの言いだと笑われそうですが、ピアノって誰でもすぐに音が出せるし、電子ピアノをヘッドフォンで聴くようにすれば音を出さずに誰にも迷惑をかけませんから、素人が楽しむには好都合な楽器なのです。それに楽器の演奏はボケ防止になるとも聞きます。実際、おじいさんは食後に眠くなるのですが、その時にピアノの練習を始めると、一遍に目が覚めます。それは驚くほどです。楽譜を読んで指を動すとなると全神経を集中する必要があるので一気に脳に血が回り始めるのでしょう。間違いなく素人のおじいさんに最適な楽器と言えます。

それで、何を練習するようにしたかというと、選んだのはカーペンターズの名曲のコレ。前奏がまさにあれでカッコいいのです。

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キチンと訓練を受けたことはないのですぐには弾けはしませんが、毎日少しずつ練習すれば、そのうち弾けるようになるだろうという楽観的見通しです。(まあここでブログに書けば、後に引けなくなって、きっと長続きするでしょう)

ところで、(They long to be) Close youという曲、括弧のついたものが正式のタイトルということで少し変わっています。Hal DavidとBurt  Bacharachのこだわりがあったのでしょう。直訳すると、「あなたのそばに(鳥も、星も、街の女の子たちもいたがる)」というくらいの意味になりますが、日本では「遥かなる影」という題名がつけられています。この曲のテーマになっている憧憬という思いを込めたかったのでしょうが、原題とは随分違った曲名にしたものです。誰がつけたのか知りませんが、古賀政男の「影を慕いて」みたいな曲名にした方が日本では受けると考えたのでしょうか。