国道292号で草津に近づく下り坂に「メロディーライン」という表示があります。
「40㎞で走ると『草津節』が流れます」と表示されているので、その指示に従って走り続けると、ある区間でタイヤの走行音が♫草津節♫となって聞こえてきます。道路に細かな溝を掘って音楽が聞こえるようにする道路があるのは知っていましたが、どこにあるのかは知らなかったので、思いがけないことでした。
二日後、伊香保温泉から榛名湖に向って走ると、またメロディーラインの表示がありました。そこは50㎞/hの道路で、『静かな湖畔』のメロディーが流れるようです。
そこで、今度は同乗していた妻にビデオで記録してもらいました。
最近、静粛性がいいタイヤに替えたこともあり、カーナビの案内の音と比べて分かりにくいのですが、確かに『静かな湖畔』が聞こえています。
採譜すると、こんな感じでしょうか。
調べると群馬にはメロディーラインが下のリンクに書かれているように10か所あるそうです。
メロディーラインを設置する目的は、
・スピード抑制
・居眠り防止
・観光地を演出
とされていますが、その通りの効果が出ていると思います。
今回、予期せずそのうちの2か所を走りましたが、走って楽しい道路なので、他の場所も走ってみたくなります。
なかなかいい試みです。