地域のテニスサークルの知人に教えてもらった群生地の近くまで行くと、県の能力開発センターの駐車場が「彼岸花臨時駐車場」として開放されていました。今日はウイークデイなので利用者はあまりいないようでしたが、このように公共の施設の一部が観光のために解放されているのは意外でした。こうした便宜を図ってもらえるのは、後ろめたさを感じながら路上駐車をしなくてもいいので、とてもありがたいことです。
駐車場に車を停めて歩き出すと、案内板が要所に置いてあり、迷わずに散策することができます。この時期に外から押しかけて来るのは、地域の人にとっては迷惑かもしれないという気もしていたのですが、駐車場といい、順路案内といい、彼岸花は地域の自慢で、それを見に来る者を温かく迎えてくれているのを感じました。
案内板に導かれて進むと田んぼや畑に沿って、彼岸花が群生しています。
その様子を以下に紹介します。
彼岸花を見に来たのは初めてでしたが、「かながわ花の名所100」の一つだけあった、見ごたえのあるものでした。
日向地区は大山の麓にあり、日本の原風景と言えそうな里山の景色が広がっています。なにか懐かしくホッとさせるものがあり、ときどき来て見たくなる場所です。
次は紅葉の頃にまた来てみようと思います。
家に帰ってからネットで見つけた案内図で今日歩いた場所を振り返ってみました。初めて行ったにもかかわらず、案内板のおかげで目的とした東側の群生地域(赤丸)をすべて回ることができたようです。
仁和寺の法師にならずにすみました。
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