Raspberry Pi 4の使い方になれるために実験をしようと思って部品の入った収納ケースを開けるとパルスオキシメータという文字が目に入ってきた。新型コロナウイルス感染症の重症化の早期発見でにわかに注目を集めているアレである。このパーツでそのパルスオキシメータを作ることができるらしい。
こんなパーツを持っていたことはすっかり忘れていた。思い出すと、2016年にArduinoを使って自転車の速度、走行距離を表示する下の写真のようなCycle Computerを作ったことがある。
その時遊び心で、それに時刻、気温、湿度、気圧、方位ともに脈拍も図れる機能を追加することを考え、下のような回路を設計し部品まで揃えた。このパーツは脈拍測定用センサとして秋葉原の秋月電子で購入したものだった。
しかしその後、他の用件で時間を取られることになり、この回路は実現することなしになっていた。
というわけで、購入したときは、単に脈拍を測ることしか考えておらず、血中酸素飽和度と言われても何それ?という感じで気にもしなかったわけだが、データシートには、堂々パルスオキシメータに最適と謳ってある。
このデバイスを使って血中酸素飽和度に比例する値が得られても、どうやってそれを校正し医学的に意味のあるデータを得ることができるのかよく分からないのだが、なにやら面白そうな話ではある。ちょっと触ってみたくなった。