The Fool In The Valleyの雑記帳

-- 好奇心いっぱいのおじいちゃんが綴るよしなし事 --

スマートEX

飛行機、鉄道の棲み分けについては4時間の壁ということが言われる。つまり鉄道で4時間以内で着く地域間では鉄道が有利で、それを超える地域間では航空機が有利だということである。実際、新幹線で3時間50分の東京―広島間では利用する割合は鉄道:飛行機が7:3程度だが、5時間近くかかる東京―福岡間は1:9になるらしい。
自分自身のことを考えても、福岡に行くときは飛行機を使うのが常で、新幹線はもう何年も使ったことがない。

今回、福岡に行くことになった。3週間以上先の予定であれば、ANAのスーパーバリューを使うと航空券を1万数千円で購入できるのでそれを利用するが、今回はその期間を切っていて航空券が割高になる。それと最近、相鉄・東急 新横浜線ができて新横浜へ行きやすくなったのでそれにも乗ってみたいという気持ちもある。それにさほど時間を気にする旅でもない。ということで、今回は新幹線に乗ろうかという気になった。

新幹線のチケットレス乗車については、昔現役だったころに、EX予約というのがあって、幾度か利用したことがある。ただそれは、スマートフォンが普及する前にでたもので、JRが指定するクレジットカードの契約が必要で、年会費がいるし、あまり使い勝手のいいものではなかった。

数年前にスマートEXというサービスができて、年会費無料で、手持ちのクレジットカードと交通系カードを使って予約・乗車ができるようになったのでそれはいいと感じたが、なにしろ乗る機会が無いので、当然使うこともなかった。

今回、新幹線に乗るなら使ってみるかという気になり、会員登録して、通常使うクレジット・カードとモバイルPASMOをリンクさせた。
航空券と違って、鉄道の切符には割引はないと思っていたのだが、予約しようとしたら、乗車日の3日前迄「EX早割」というのがあって結構割引されるのである。

実際、新横浜―博多をのぞみの普通車指定席は、正規料金は23,480円なのだが、EX早特(土休日)だと17,310円である。これまで全く気にしたことがなかったのだが、3/4以下に割り引きというのはかなり大きいので迷わずこれを購入した。
購入した切符はmobilePASMOのIDにリンクされているので、新幹線の改札でスマートフォンをかざすだけで乗車できるはずである。

上の写真を見ても分かるように、やたら色んな割引があってややこしいが、スマートEXには独自の割引きっぷが設定されているようなのでしっかりチェックするとよさそうである。