娘がLINEで乳歯が抜けた孫の写真を送ってきた。ニコニコして嬉しそうである。
私自身が子供の頃は、乳歯が抜けると親に言われて「ネズミの歯と変えとくれー」と言って、上の歯は床下へ、下の歯は屋根の上へ投げるというおまじないをやっていた。しかし、自分の子ども達に対してそんなことをさせたかなあと振り返っていて、tooth fairyのことを思いだした。
欧米では、抜けた乳歯を寝るときに枕の下に置いておくと、「tooth fairy」という歯の妖精が来て、それをコインに換えてくれるという言い伝えがあるのだ。
実は、子供たちが幼稚園から小学校の低学年の丁度乳歯が抜け変わる時期にアメリカで暮していたのでそんな風習があることを知り、歯が抜けるたびに、枕の下に置いて寝るということをさせていたのだった。
娘にLINEでtooth fairyのことに言及すると、孫は最近お年玉を使って買い物をすることを楽しんでいるので、tooth fairyが100円ぐらいに換えてあげようかと返してきた。
それで私からは、tooth fairyがコインに変えてくれるのはキチンと歯磨きをした虫歯の無いキレイな歯だけだということを教えておくように伝えておいた。